Q.サーキュレータ―は音が大きい?
A.安くて静かなものも売っています。
サーキュレーターはうるさい?
サーキュレーターは部屋の空気を効率よく撹拌(かくはん)できる便利なアイテムです。
ですが、
「サーキュレーターってうるさいんで使ってないんですよね」
という声を聞きます。
わたくしのまわりでも一人二人というレベルではありませんので、世間にはそのような人がけっこうな割合で存在していると思われます。
安い=うるさいではない。ACモーター/DCモーターも気にする必要なし!
おそらく、「サーキュレーターがうるさい」とおっしゃっている人は、電気量販店やホームセンターなどでサーキュレータを買うときにハズレを引いています。
静かなサーキュレーターもきちんと存在しています。
安いサーキュレーターはうるさくて高いサーキュレーターは静かと思い込んでいる人もいるようですが、決してそのようなこともありません。
静かで安いサーキュレーターというものもきちんと存在しています。
値段はそこまで関係ないと思っても良いでしょう。
また、ACモーターのものはうるさくてDCモーター(高価な製品が多い)は静かだという声もあります。
それは傾向としては嘘ではありませんが、ACモーターのもので静かな製品もあるので、あまり気にする必要はありません。
サーキュレーターは展示品で判断してはいけない
「いや、店で動いている展示品を見たときは静かだったんだけど」
というかたもいらっしゃるようです。これも罠ですね。
量販店はたいてい店内が静かではありませんので、どの機種もけっこう静かに聞こえてしまうものです。
サーキュレーター選びの際、展示品の音で判断するのは必ずしも正解とはいえません。
『静音モード』の表示だけでなく、『運転音35dB未満』を狙うべき
また、『静音』というキャッチコピーが付いているにもかかわらず音が大きいものもあります。(これはやや悪質ですね)
音という意味でのハズレを引かないようにするには、製品仕様を確認したほうが良いです。
製品仕様で『運転音35dB以下』のものを選びましょう。
20dBは木の葉がふれあう音、30dBはささやき声、40dBは図書館の中、50dBは換気扇の音ということのようですので、35dbは図書館よりも静かというレベルです。
安いサーキュレーターでも運転音35dB以下のものはありますので、量販店の売り場でよく探すか、店員さんの商品知識が豊富な店でしたら聞いてしまうのも手だと思います。
サーキュレーターは冷暖房効率のアップや換気効率のアップなどが期待でき、現在ではすっかり季節を問わず重要な家電の位置づけになっています。安くて静かなものを入手し、家を快適な空間にしたいものですね。